【Atmospheric Vocabulary】屏風の虎は notionalな虚像

︙︙︙︙︙

そこにいる。

そう言われる。

描かれている。
見えている。
そこにあるように思える。

でも——
触られない。

ΘΘΘΘΘ

「この屏風の虎を捕らえてみよ」

一休さんのこの問いって、
ただのとんちじゃない。

“前提への揺さぶり”。

存在していないものを、
あたかも存在するかのように迫る。

↗↗↗↗↗

👉 notional
(ノーショナル)

👉 観念上の
👉 概念として存在する
👉 実体を伴わない空気

この単語には、
単なる imaginary(想像上の)より、
“概念として成立している感覚” がある。

@@@@@

屏風の虎って、
確かに見える。

輪郭がある。
迫力がある。

でも——
そこには実体がない。

つまり——
「観念の実在化」。

………。

atmospheric に見ると、
これは
「存在しないものが、空気によって現実味を帯びる状態」。

かなり現代的。

噂。
評価。
空気。
印象。

実体が曖昧でも、
人はそれを本物のように扱う。

︙︙︙︙︙

面白いのは、
notional なものって、
否定しにくいこと。

見えている。
語られている。
共有されている。

それだけで、
現実味を持つ。

だから一休さんの問い返しは、
単なる機転じゃない。

“観念と現実の境界線” を暴いている。

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■ 今日の英検1級英単語
notional

意味:
・観念上の
・概念的な
・実体を伴わない

■ 例文①
The value is purely notional.
(その価値は純粋に観念上のものだ。)

■ 例文②
They discussed a notional model of society.
(彼らは観念上の社会モデルを議論した。)

■ 一言まとめ
本当に鋭い知恵は、
前提そのものを疑う。


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